パンダ劇場

備忘録。大体ネタバレ。

ロストケア

・あー、やっぱ生活保護もらえてたら違っていたのではないか。

・あの窓口の職員が殺人犯を作ってしまっているのではないか。窓口の職員というか、窓口の職員の上司というか、その上というか。

生活保護を貰えるように窓口に交渉するボランティアをしている人のTwitterをたまに見るけど本来はそんなに厳しくしなくてもいいみたいじゃん生活保護の支給。

・せめてどこか相談するところに繋げてくれよ。

・お父さん退院時にソーシャルワーカーの面談なかったのかなー、その後どうですかとか電話来たりしなかったのかなー。

・映画って、そうやって福祉に繋がれなくて苦しむ人が題材になることが多いから、そういった仕組みを上手く利用する方法がいつまでも浸透しないんだよな。

 

・大友側の、、、穴の中にいない人達向けの映画なのかしらとちょっと思った。

・大友の言葉が薄っぺらくしか聞こえない。地に足がついていない感じ。「そして父になる」の福山雅治みたいだ。あの映画も福山雅治側の人達が同じ立場の向けて作っている感じがした。

・賢いのに、立派な仕事してるのに、大事な事が抜け落ちてるって気づいてなかったの?っていう。

・事務官の子が、今まで介護の事なんも考えてなかった、みたいな事を言うシーンがわざわざあるの良かったね。おばあちゃんっ子で賢くていい子がね、先々のこと何も考えてなかったんだよね。で、僕これからちゃんと考えますぅ、ってな。

・斯波もお父さんが倒れるまで事務官の子みたいな感じだったのかな。でも、収入が違うか。

 

・それにしても柄本明の説得力な。しかし、殺してくれとか言っちゃダメだよな。

 

・家族の絆ってやつに縛り付けられてるのね、そうそう。

 

・私は大友のお母さんはいいな、と、思う。娘に介護させたくないというのも本音だと思うから、そこに罪悪感を持たなくていいんじゃないのかな。本当は施設に入りたくなかったんじゃないか?ではないよ、あなたがちょっと介護も経験してみたかったんでしょ。斯波を理解する為に。

・大友のお父さん、ちょっと最後に娘の声を聞きたかっただけなんだろうけど、今までほったらかしだったんだから、娘が電話に出ないのも仕方ないよな。

・斯波は、何処かの時点で人生諦めちゃったんだろうな。お父さん殺して捕まる覚悟はあったんだろうけど、何も疑われなかったとなるとな。

・うちのばあちゃん、自宅で亡くなった後、一旦病院に連れていかれたけどな。ちゃんと調べてくれたんだな。自治体によっては、そーいうの雑なのかな。

 

・映画の感想っていうか、そのまま老後・介護・離婚のあれこれ考えることになっちゃう、そんな映画。

Twitterで感想探したら立派な感想ツイートいっぱい出てきた皆さんお上手。

 

・ところで、汚れた松ケンは良い、みたいな事誰か言ってなかった? それもアリアリでした。

・ロケ地が伊那でしたね。