パンダ劇場

備忘録。大体ネタバレ。

ジョーカー

バットマンシリーズは何一つ観たことがない。この映画は、シリーズの繋がりが仕込まれているのかもしれないがそれは全く解らなかったが面白かった。

自分が普段あまり観ることのない大人気の洋画…だけどその割に地味だけどこれでいーの?という印象もあり。

妄想の部分があるかもしれないと途中で思ったが1回観たたげでは解らない。最初から疑って観ないとな。(でももう一度見ようとは思わない)

どこまでが妄想かわからないにしろ、精神疾患がある(らしい)人が殺人…っていう設定はひっかかる。病気のせいにしちゃうと偏見とか助長するじゃんこんなメジャーな映画でそーいうのやめてよ他にやりようがなかったのか、とも思う。

地下鉄でエリート白人がからかう女性がアジア系というのはやはり気になる。だよねやっぱり奴等はアジア系を見下してるのよね、と思ってしまう。(アメリカのコメディドラマも人種の配役がいちいち気になってしまって楽しめない。ガミガミうるさいのは中国人、プログラマーやおタクはアジア人、イケメンは白人、、、とかね。)

洋画はその国の価値観の基準がいまいち理解出来てないから苦手。自分の勉強不足といえばそれまでだけど、理屈を聞いても感覚的に馴染めない。(子供の頃から、教科書に載っている西洋の歴史的な絵画や彫刻の何が良いのか感覚的に理解できなかったので、そもそもの好みの問題であろう。)

悪いヤツにも色々事情がある、というのはよくある話だがアメリカ映画でそういうのは珍しいの?最近は珍しくないの?こういう地味なテーマの映画ならマイナーな邦画のほうが好きかも。バットマンの繋がりなしでこういう物語をマイナーな邦画のテイストで観たいな。(先日観た「許された子供たち」がすごく良かったからそのイメージにひっぱられてる。)でもバットマンと繋がってるからたくさんの人が観てるという事に意味があるのだな。

※ 以前、noteに書いていたものをちょっと手直しして転載。