パンダ劇場

備忘録。大体ネタバレ。

散り椿

両脇でポップコーン。時代劇はポップコーン禁止にしていただけないかしら?
早めに柳楽氏。声が良いよね、声が。
道場に泊まってってーと思った。
声と言えばナレーションがトヨエツだったのね。似てる人だなーって思ってた。トヨエツの贅沢使い。
岡田くんの殺陣、なんかマニアックな流派とかなんとかだったよね。相変わらず、派手な動きではないのよね。SPの時と同じ感じ。アクションといえば、ジャッキー・チェンで育った世代としてはSPのアクションって地味に見えるのよ。それと同じ感じなのよ今回の殺陣も。もちろんこの映画には合ってるのだな、SP もそうなんだよ、良いのよ、これで。細かいことはよく解りませんが。
で、血がリアルに出るパターンだなこれ最後どーしよーかと思ったら雨が降ってきて良かったよ。
新井さんちょっと紅桜思い出しましたやっぱり。
芳根京子さん、大好き感炸裂。かわいーい。
黒木華さんの所作が相変わらず素敵。
奥田瑛二がいい味出してたー。昔々のちょろい兄ちゃん役かダメ親父役のイメージしかなかったんだけど。
全体としては、美しい映画で。映像がいちいちキレイ。台詞も無駄がなくて耳障り良い。物語の流れもいい感じで気持ちよく終わりましたなぁ。
ストーリーはね、ごめんなさい私ひねくれてるので、よくある感じ。皆死んじゃうし。奥さん前の男ひきずってた訳じゃないじゃんもぅ…って訳だし。妹とくっついちゃう訳でもなく。田を切り開く仕事に携わる訳でなく。それぞれの心情を丁寧に描くパターンね。
岡田くんは背中で語るタイプの俳優さんだと勝手に思っている。表情豊かな俳優さんとは違うの。で、私は表情豊かなタイプを好むので、背中で語るタイプはどーも心情が読み取れないのでございます。想像力が足りないんだろーなー。
シルバー層多かった。シルバー層は、何を目安に観る映画を決めるのかなー?うちの身内で映画好きはいないので解らない。
終わった後、老夫婦が映画館の下の本屋でキネマ旬報観ながら「ほほぅこの人か」みたいなお話してた。いいねいいね。
なんかね映画の基本みたいなのが詰まってるんだろうな、この監督の作品は。銀魂とは全体違うんだろうなwもちろん銀魂銀魂で良いのよ。どっちも楽しめるオレ世代、楽しいな。でも、私、銀魂寄りの人間だな。