今更だが初めてちゃんと最初から観た。
お母さん業をしていると、金曜ロードショーは食事の片付け終わり居間に戻るともう始まっていることが多かったから、ジブリ映画は大体途中から観ていたのだった。
最初のアシタカの村のシーンは初めて観た。なんだそういう事だったんだ。アイヌなんだね。
自然と神様と人間の関わり、みたいな話だと思い込んで途中から見ていたから訳が解らない映画としか思えなかったのだ。史実を元にした人間社会の話だった。
「神様なのに首切られるの?」「神様なのに首が何処にあるのか解らないの?」「美輪様は神様の声じゃないのかー」なんて途中から観てた時はそう思ってたけど、ほんと、見当違いだった。
とはいえまだまだ理解できてないところもたくさんあるだろうから、機会があればまた観ますね。
面白い解説がTwitterで流れてきたので、置いておく。
#もののけ姫 における差別の描写の話。以下、長い連ツイ
— 温泉ペンギン (@pen_pen2020) 2023年7月21日
まず典型的なのが甲六。
アシタカに共に助けられた石火矢衆に対して、甲六はタタラ場につくまで一切声をかけない。
これは彼の石火矢衆への差別意識の現れ。
気のいい善人の甲六も差別と無縁ではないと、宮崎駿が語っている。 pic.twitter.com/N9dN4zRXYv
アシタカが自分の村に帰らないの何で?って思ったのだがそれについてもこのTweetに書かれていたのでスッキリした。
感受性がちょっと鈍ってきてからジブリの作品を見ている世代なので、子供の視点でジブリの作品を見るということが出来なかったのちょっと残念。その世代がちょっと羨ましい。