1週間空けて2回見ちゃったキングダム。
- 1回目は、予告をさらっとみた程度であまり情報入れずに見た。なので漂が死ぬ時も「ええ?死んじゃうの?」と驚きそこから「漂は王様の身代わり。その王様も吉沢亮が演じる。二役。」まで自力で憶測。(信がその事に気づくまでより全然早くに)
- キャラクターを全く解らない状態からみてると名前がとても聞き取りにくい。解らない部分もあったけど、まあ、そこは日本の戦国時代と似たようなもんだろという憶測で。おそらく原作では複雑だったり奥深い関係あるのであろう人物の名前が出てきているのだろうが、そこは解らなくても全然大丈夫なところ。(字幕で説明とか入れなくても大丈夫です。そういうのは必要ありません。)
- 吉沢亮が素晴らしいのね。ちゃんと王の時は立派で賢い王だしな、信に対する気持ちの変化をまぶたの上だけで表現してる感が楽しかった。助演男優賞とかとるんじゃね?どっかで。
- 城に攻め入る時になって、実はとっても単純な話なんだなと気づく。複雑な部分は役者の表情でなんとなく匂わせながら、でも映画ではそこには触れないよってな感じでがんがんストーリーが進む。
- そう、どんどん進む。皆、決断が早くて気持ちいい。城にどうやって攻めるかという説明が始まるとおもったら、もう本戦が始まってるの。説明と本戦が同時進行。まあなんと効率の良い。でも、はしょった感はなく、気持ちが置いて行かれる事もない。こういう映画は流れですよ。例えば「るろうに剣心」の蒼紫みたいに話の腰を折るようなヤツが出てこない気持ちよさ。(蒼紫はそれはそれで面白味があるんだけど流れとしてはちょっとねーw)
- あと景色。中国の景色、良いなー。城もすごいんだけど、二人で剣の練習してたときのシルエットがカッコイイ。
- 2回目は、ストーリーを把握したので、アクションなどをじっくりと。近頃の映画って情報量多すぎるから1回だと処理しきれないし。
- 剣で戦うのもカッコイイな。我流だから型にはまっていないとか。ああ、そーいうの良い良い。
- 山崎賢人をちゃんと見た作品は、まれと斉木楠雄とトドメの接吻。グッドドクターは少々。上手な俳優さんがたくさんいるこの世代、何故彼は主役ばかりやるのか、その魅力がよくわからなかったのだが、今回気づいたのはこの方は、いつもちょっと浮いているという事。まわりに馴染んでない。キングダムでは、その浮いた感じが役にハマってた。信がそういう人だし。この浮いてる感じがあったほうが主役に適しているのかな。器用すぎて周りに馴染んじゃうと駄目なんじゃないかと。主役も脇もいけるのはスター感の出し入れ自由なニノとぶっきー。主役ばっかやる俳優さんは、織田裕二とか松潤。脇にいても気になりすぎる。隠しきれないスター感。そういうことだ。
- 「寝てんじゃねーか」がちょっとしっくりこなかったんだけどそれは、福田組見すぎであのノリじゃないと納得しない体になってるからなのか自分が。ま、どうでもいいんだソコは。
- あと、ずっとそこで生きている感はさほどなかったかなとふと思った。でもまあそんな感じはそうそう出るもんじゃないし、ここでそれはおそらく求められていないのだろうけど。じゃあ龍雲丸のずっとそこに生きている感ってやっぱすごいんだなとか訳のわからないことを思う。
- 高嶋兄は、いつもあのポジションだよな徳川四天王とか。
- 映画終わった後、女の子達がカッコ良かったカッコ良かったって言ってたな。そうだよ朝ドラの天陽くんロスを埋めるような上映のタイミングな。吉沢亮効果大でしたなー。50億ですってよ。50億とはどの程度の数字なのか調べてみたらコナンが98.1億。なにソレ、コナン観る人多すぎだろ。
- この監督「GANTZ」の監督よね。「GANTZ」の時は、1と2の間に震災があったんだよな。前編後編に分かれると気軽に観れないのよDVDあるんだけど。