パンダ劇場

備忘録。大体ネタバレ。

YOU

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=27868

YOUの再放送をざっくり見た。放送当時、自分は幼かったのでよくわかんなかったが、何やら面白そうだなぁと思っていた。

感想としてはまず糸井重里坂本龍一への接し方が雑なのがまずびっくり。で、番組が進むにつれてそういう雑さが気になり出す。ゲストが若い人ばかりだし、あの時代のテレビはそれが普通だったのだろうけど。

話のテーマを「行き詰まり感」にしたい様なんだけど、そもそも行き詰まりを感じてないゲストもいっぱいいる。なのに何としてでも自分の気になるテーマに標準を合わせようとしている。

もしかしてこの番組って、何やら難しい事を考えている風で面白いものがありそうなんだけど、実はからっぽだったのかもしれない。当時見ていた人達も良く解らない事に魅力を感じていただけなのかもしれない。

糸井重里という人はコピーライターで徳川埋蔵金を掘っていてイトイ新聞の人でトトロのめいちゃんのお父さんの声の人、という認識だけどそういえば何かを作り出してはいないよねぇ。プロデュース的な事はしてるかもしれないけど。そういう人が、コツコツと専門的なものを作り続けている人達に向かって「行き詰まり感じてません?」とか言ってるんだよなぁ。作りたいものやりたいことがある人は時代がどうあろうと行き詰まらないし、行き詰まる事があればそれは時代ではなく個人の問題なんじゃないの?

ご本人が今見ても面白い的なコメント出してるのもちょっとやっぱり理解出来ない。

 

ざっくり見たというのは、ところどころ飛ばしたり2倍速にしたもんで。なのでちゃんと見てないのにあーだーこーだ言えないけど、別にちゃんと見なくて良いかなと思ったのでそういう見方になったのだし。まぁガッカリしちゃったのよ昔憧れてた物の実体を知ってしまってのガッカリでこざいました。