- シルバー層多いわぁ。
- 笑うトコロがシルバー層は違う…、と思いきや、私より若そうな娘さんも、シルバー層と同じトコロで笑っているので、どうやら私のほうがなにか違うようだ。
- シルバー層と同じトコロで笑える娘さんは、たとえば職場のおじさま達ともうまいこと交流できるタイプなのだろうと勝手に考えてみる。
- ナントカ賞をとった黒木さんは、女中さん役がハマリすぎていて、後で考えるとなにがどう名演だったのか思い出せないくらいなのだが、その女中らしいキレイな所作がガイコクジン審査員の目にとまったのかしらね。蒼井優にちょいと似てる。
- ぶっきーの佇まいが恒夫っぽかったので、もしやと思ったら、やはりの大学生役であった。葬式でスニーカー履いてるってのは学生よね。30過ぎてるというのに、遠目では違和感なしだわ。さすがに顔はごつごつしてきたけど。おばあちゃんちで旨そうにメシ食ってる姿はすっかり恒夫なのだが、物語の解説役も兼ねているようで、歯切れ良く歴史の解説を始めたりすると、恒夫ぢゃないのを実感。
- こーいう孫がちょくちょく訪ねてきたらいいなぁというおばあさま方の願望。
- シルバー層に向けて、台詞をハッキリ言わせてるのかしらん。ハッキリすぎて最初のうち、ちょいと違和感。あと状況説明など、解りやすく作られてる感じで、ワタクシとしてはもっと曖昧なほうが面白いんだけど、まあそれはしょうがないのかな。
- そんな訳で、シルバー層向けに作られた作品を見させてもらったという感じでござった。
- 奥様の浮気相手が吉岡秀隆というとで、どういう感じになるのかと思っていたが、絶妙になるほどな感じ。
- 中島朋子もちょいと出てきて、しかもアヤシイキャラだったのがなんか面白かったワ。
- キャストをだーっとみるとなるほど、昭和バージョンは、それっぽい人が集まってる。そうそう、濃ゆい顔の人があの時代に入り込んじゃうとなんか違和感あるのさ。
- 長い布に、竹みたいなのを刺して干してるみたいな事やってたけど、何してたんだろ?
- 空襲のシーンはどーなの?アレ。でもあまりリアルなのも嫌だし。あまり観たくはないけど、なしにはしたくなかったのかしら。
- これだとタキのその後の人生が惰性だったみたいでそれでは寂しいと思うのだが、年配の方々の共感を得ようと作品が作られているとなると、歳をとって振り返ってみると案外そんなんもんだ、ということか。怖っ。
- しかしホント、おじさん達の飲みの席での会話はつまんない。
- お着物とお家が素敵でございます。お家の様子はサイトに載ってるんだけど、お着物集もぜひ欲しいわ。松たか子はもちろんだけど、室井滋のお着物姿もやけにカッコ良かった。