パンダ劇場

備忘録。大体ネタバレ。

ハナミズキ

オバチャン、初恋映画をチェックするの巻。


テレビで「ハナミズキ」。娘は、はしょってるのがわかんないみたいだった。「恋空」よりは良いわね。映像がキレイだね。近頃、薬師丸ひろ子の母親加減がイイっすね。イクタトウマとムカイオサム、ちょと切なさがもの足りない。そもそも切なさを出そうとしていないのかもしれないけど、ワタクシは、ちょっと、ソレが欲しい。一時期、トヨエツとぶっきーのたっぷりと切〜ないカンジを一時期集中して観たものでさ。ガッキーが、すげぇカワイイ。そこを魅せる映画だね。でもオバチャン、それだけじゃちょいともの足りないよごめんね。それから、誰かが死ぬことによってストーリーを進めるというのは、好きではありませんね。そーなると「砂時計」は、しっかしりたストーリーだったのだな、と、思ったりして。

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「砂時計」は、中高校生時代のふたりが良かったわね。松下奈緒はあんまり好きじゃないけど、くたびれたオトナ感がとても現実的で良かったのだなと今になって思う。女の子がちょいとダメダメなところもあるから「ハナミズキ」よりは共感できるね。男の子がちょいと理想的すぎだなと、オバチャン思っちゃいましたが。少女漫画原作なので、その点はしょうがないか。この監督「GANTZ」と同じ。

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やはりこの手の映画は、オバチャン的に、つっこみドコロ満載なのだな。R指定モノになると、ぐぐっと本格的になる。観たのはずいぶん前だけど。



実はR指定な「ジョゼ」。身近な娘と付き合うもののいまいち身が入ってない感じとか、時間が経って冷めていく感じとかが、絶妙にイイカンジのぶっきーと、映画の中でキレイになっていく池脇千鶴。名演なのですなぁと、改めて思う。

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R指定なシーンばかり話題になってたけど、二人で待ち合わせするシーンは初々しいし、裁判が進んでいく中でのトヨエツの気持ちの変化みたいなものが面白かったのよね。

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