パンダ劇場

備忘録。大体ネタバレ。

HOKUSAI

まず気になるのは「蔦屋ってTSUTAYA?」なのよ。答えはYESでした。スッキリ。

https://intojapanwaraku.com/art/105270/

 

以下、ネタバレ?

 

予告やチラシで見る華やかな着物のイメージで、三味線的な音楽に乗せてリズミカルな展開を勝手に想像してたのだが全然それではなかった。

シーン毎に映像がいちいち綺麗。写真展見てるみたい。流れるようなMVみたいな…ではなく、展示会見てる感じ。その壱、その弐…と、分けられてるところも、展示会っぽい。音楽も控えめで解説めいた台詞は一切ナシ。フランス人とか好きそう。知らんけど。

急に歳とって田中泯になっときは「急っ!」って思った。田中泯に近い年齢の柳楽優弥がどーいう感じになるのかちょっと楽しみだったけど、なかったw。いや、なくて良いんだろうな。ないのか正解なんだな。

柳楽優弥田中泯の間の空白期間は、きちんと生活して奥さん大事にして仕事として絵を描いてたのか。酒とか女とか博打で遊んでるのかと勝手に思ってたけど、だったらあの時代にあんなに長生きしてないよな。

倒れた事で自由になったみたいな所、身近に思えちゃう。

 

玉木宏歌麿、かっこ良すぎる。

瑛大の最後の狂気もよかったね。

田中泯はもちろんの貫禄で

あとこの安心する人誰だっけ?と思ったら青木崇高。「るろ剣」いっぱい見たから安心する人になっちゃった。

瑣吉の家で北斎が「思い付いたから今描くー」って筆を出すときの手際の良さが凄かったな。あれもう1回見たい。

最後の絵の仕上げ、それ焔くん(アオイホノオ)もやってたヤツーって思いました。

 

あと、見所はふんどしですかね。

っていうか、お着物が素敵だからパンフレット買ったけどお着物そんなに載ってなかったなー。何かの雑誌で特集してくれないかなー。娘さんの普段着も地味にカッコいいのよねー。DVD買うしかないのかー。DVD買えばいいのか。

 

https://www.pen-online.jp/feature/culture/mintanaka_hokusai/1

 

https://bijutsutecho.com/magazine/interview/23832

 

https://www.adachi-hanga.com/hokusai/page/enjoy_78

 

https://www.oricon.co.jp/news/2184273/full/

 


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版元…って版権元の語源?なのかな?みたいな面白さもあった。版権元っていわゆるライセンサーね。TSUTAYAがライセンサー。絵師を育てるという事。先行投資。若者の発掘。お上に叩かれるということは一流のお墨がついたという事。世界進出。などなどそういうビジネス的な視点。