24HOUR TELEVISIONドラマスペシャル2012「車イスで僕は空を飛ぶ」 [DVD]
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2012/11/14
- メディア: DVD
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- 解りやす〜いものではなく、ある程度こちらに想像の余地を与えてくれている、私としては好きなタイプ。
- お涙頂戴的なのは好きじゃないので、24時間テレビのドラマは見た事なかった。過去の作品は、パケージ見たところ家族や仲間が支えてくれたという雰囲気だけど、今回は孤独な感じで。
- にのだから、いつもの感じとは違うのでは?という読みは、当たりだった。なんだろうね、なにがそうさせるのだろう。・・・と、思ったのだったが、情報入手しました。本人の好みでこーなっているようでした。
- 車イスに乗っている人がみんないい人、みんな一生懸命な人ってくくられるのが嫌だとか、あまり重すぎず、かといって前向きすぎない感じのドラマがいいなだとか、そーいうことらしいっす。なるほどね、そういう趣向はとってもワタクシ好きです。
- 24時間テレビって、もうなんだかおっきな流れになってしまって、『この巨大な渦の中心にいるのは一体誰なんだろう、きっと誰もいやしないよ(by MIYA)』・・・っちゅー事態になっているような気がするんだけどねぇ。
- 「たすけてください」と「オレなんか産まれてこなきゃ・・・」は、予告で出さないで欲しかったな。予告を見ずに、あの流れで初めてあの台詞を聴きたかったな。でも、予告は皆様の興味を引きつけなきゃならない訳ですし。だったら、あたしが、予告を見なきゃいいんだけど、ついうっかり見ちゃうのだよ。
- 「悪人」の時も、予告見すぎたことを後悔したというのに。んー、金髪つながり。
- 支えてくれるべき人が頼りない・・・というのは、現実として多いにあるのだな。
- よく出来たお母さんではないというのも良いね。そして、そういう場合によく起用される余貴美子ではなかったのね。それも面白かったかもー、見たかったかもー。
- でも、母と息子、実はちゃんと似せてるなぁ。言う事とか、肝心な時にちょいと逃げ気味な感じになるトコロとか。あれ?なんか挙動が似てる???と、思う時があった。ん、そーいえば「優しい時間」の寺尾聡との時も、「フリーター家を買う」の竹中直人との時も、そういうトコロありましたありました。共通してるのは、うーん、そういう駄目なトコ、親子だなぁ、という雰囲気を作り出している点。そういう細かさに気づく楽しみ。
- 母来てませんか?の場面の最後の表情。拓郎を思い出しましたわ。
- タケヒロの「人を馬鹿にしている」っていう感じ、視聴三回目でなんとなくわかってきたかも。彼の安定しているようで実は不安定な微妙な感じをしっかりと出している池松くんもかなりすごいですわね。
- 福くんもやっぱしさすがだね。
- あーいう生活してた人が、あーいう病院生活にはそりゃすぐには馴染めないだろうな。病院で働く人ってね、あーいう感じだもん。
- リハビリの先生イイネ。なんかそうそう、こんな感じっぽい。「あなたにはまだ無理」のトコロ、二人の「間」が絶妙に良い。病院生活に馴染んで来た感が出てるし。最後の「完璧」もなんか好きだな。
- 訓練しないと、座るとき、くたっとなるんだね。素人は、知らないのよ、そー言う事。棒もって歩く事はできないということも。最初は、大きな声も出せないんですってね。
- 座って滑るスキーも、腰が動く人と、腰が動かない人(あくまでも素人のざっくりとした表現でございます)で、種目(?)が別になってるということを、ごく最近知りましたもん。メディアに出てくるのは、腰が動く人のやつが多いのよね。
- 車椅子から自力で降りる所で、ジョゼを思い出しました。池脇さんもひょいとこなしていたけど、あれってなかなか難しいことなのね。全然違う映画のお話でございますが。