パンダ劇場

備忘録。大体ネタバレ。

万引き家族

  • 汚い家がリアルで良かった。
  • リリーフランキーは「そして父になる」の時から小さい子にとっては良いお父さんだ。
  • 小さい子にとってよいお父さんと成長した子にとって良いお父さんはちょっと違ったりするんだ。
  • このまま続けるのは良くないって感じたんだな、祥太、学校で矯正されてないから変な固定観念に縛られてなくて自分の気持ちに正直。賢い子だ。わざと捕まった事も自分でちゃんと解ってて、しかもちゃんと言えるって、すごい。
  • ユリも生きる力がもともとあったけど、更に強くなった。きっと大丈夫。
  • おばあちゃん、保険に入ってたというのは嘘なのかな。あ、本当だとしても手続きできないのか。
  • お父さんに罪があるとすれば無知な事なんじゃないのかな。祥太が本を読んで釣りに詳しくなったみたいに、お父ちゃんは知識を得ようとはしない。
  • 亜紀の両親は迎えに来なかったのかな。
  • ああいうきちんとしたお金のあるお家もなにがあるか解らねぇってのゾクゾクする。なにがロールキャベツだよ。
  • 何がオムライスだよ。
  • リアルな家族は何ひとつ良いことないね。
  • 万引きしてたお店がしまってて「喪中」って書いてるんだけど、それが解らない子供にしてみたら大変な事をしてしまったのかもって、思うよね。
  • 子供なのに解ること、子供だからの判断にひやっとするところ。「誰も知らない」を思い出しちゃう。
  • 役者さん達、皆、バランス良く良かった。
  • 労災が出ないとか、時給の良い人をリストラするとか、色んな問題をさらっと取り入れてるのがすごい盛りだくさん。でさ、そんなんだともう働きたくもなくなるよね。
  • 警察側とか報道の一般論。いやいやそういう感じじゃないのよ、って思っちゃうの「八日目の蝉」みたいに。

f:id:coopanda:20181003132633j:plain