パンダ劇場

見たものの記録。大体ネタバレ。

COUNTDOWN JAPAN 13/14

幕張メッセってば、ものっすごい広いのだと改めて思う。ステージが5個あって、一つ一つが大きめのライブハウスくらい?いや、それより大きいかも。ほんでもってすっごい人がいるんだけど、ぎゅうぎゅう感もない。イベントとしても素晴らしく、休むところがないとか、トイレが並んじゃって大変とか、ゴミ箱がいっぱいとかそういうのがないし。ゴミなんてほとんど落ちてない。トイレもキレイ。クロークのシステムも、グッズ買ってから預けられる流れになってるし。人が集まるイベントにはありがちなストレスがない。あと、悪ノリしている酔っぱらいみたいなのもいない。男の子、割とたくさんいたんだけど。イマドキの子って、ほんと、いい子ちゃんなんだなぁ。自分ら世代の10代20代の時よりもさらっとしてる。帰りの電車とかでも、ライブ行ってきましたーっていう熱をおび続けていないのだ。切り替え上手なのね。

真心】今年はサマーヌードで思わぬ金が入り、音楽仲間にたかられた…って最初のトークがソレ。みんな一緒に頑張ろうぜ!的な若いバンドには、ノリきれない世代のワタクシはホッとする。そして真心を拝見するのは地球三兄弟ライブ以来なので、なんか笑けてくる。でもやっぱり地球三兄弟ライブはすごい盛り上がったな。それに比べるとココは、純真心ファンがたくさんいる訳でないのだなということが解る。そーなるとフェスって出演者にとっては割と過酷なのかも。なんか違うなーと思ったら、お客さんは他に行ってしまうのだからなー。ワタシも実際、ここまでいくつか見たけど、すぐやめちゃったもの。…等と思いながら、YO-KINGの素敵な声に聞き入る。なんか安心。
電気】真心終わったらだーっと前に詰める人が予想より多い。早いうちに前に行っておくべきだった。人気ですな。一度見てみたいけど、単独ライブに行くのは、不安…という人たちを見てみるには、絶好のフェス。サウンドチェックのお試し音とお試しの照明がもう電気なかんじでうれしい。ツアーパンダ形式の点滴姿で登場。また太りましたか? そこから凝縮のノンストップな40分。しょっぱらなからハイテンション。夜中にDJ仕事もあるというのに。瀧が見てない時にクララ立っちゃうし。うしおくんになんか言ってたそぶりが「歯が折れたー」みたいだーと思ったら本当だったらしい。再三、ブレイクダンス風な動きをしていたのはあの部分が「涙のtake a chance」っぽいからだったのね、はいはい。最後ビリビリでスッキリ。なんか肩組んでたおじさん達。まるで嵐みたいな仲良しっぷり。先生、この後のDJ仕事終了後、抜け殻みたいになってる()。お疲れ様でございました。
クロTKのところにいたんだけど、最初にばーんと出た音で、なんか違う電気の後にこれは無理だと思い移動。(入ってくる人がいっぱいいたけど、出る人入る人、ちゃんと通路を分けているのでスムーズに出られるというのも素晴らしい)さて、彼らは二十数年前のブルーハーツ以来のホンモノ拝見。変わらないねー。カッコイイねー。「みんな疲れたろ?」みたいな言い方は、なんか相変わらずおじいちゃんみたいなんだけど、カッコイイ。こーいうのカッコイイっていうんだな。キムタクフクヤマのカッコイイはわかんないけど、ヒロトのカッコイイはわかるー。エレカシとかも見たいなと何故か急に思う。ゆっくりの曲もいいわね、いい声だわ。ヒロト以上にマーシーも全くもって変わらないもんだね。でもワタクシは疲れたから隣のリクライニングスペースで音だけ聞きながら休憩。静かじゃないって落ち着くー。
RIP前みたときすごい良かったんだけど、今回ワタクシが最初いまいち乗り切れなかったのは、YOYO色が強かったからかしらん。それが苦手な世代なもんでね。前はYOYO苦手な客層に合わせくれていたのかも。そう考えるとやはりこの人達はライブ上手。今回は、YOYOが得意な若者達が大盛り上がりでございました。後半のノンストップでだーっとやったの良かった。そうそう繋げよう繋げよう。「新曲でーす」ってやったずんずんした曲も好き。
https://countdownjapan.jp/1314/